カテゴリ:給食

給食・食事 「えごま豚」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・えごま豚メンチカツ・おからの炒り煮・豚汁」です。今日は「えごま豚」についてのお話です。「えごま豚」とは、福島の指定ブランド豚で、エゴマを飼料で与えて、α-リノレン酸が多く含まれた豚のことです。3種類の豚を交配させた品種で、福島県畜産試験場が1997年から研究を始め、5年の歳月をかけて技術を確立させたとのことでした。出荷する豚は生後4ヶ月の豚で、出荷の1ヶ月前からは、毎日、すりつぶしたエゴマの種が3%入った飼料を与えて育てるそうです。とても栄養価の高い豚肉で、疲労回復にも適した食材なので、日頃の勉強疲れを癒してほしいと思います。

 

給食・食事 「笹かまぼこ」について

今日の給食献立メニューは「豆乳食パン・ブルーベリージャム・牛乳・笹かまのパン粉焼き・キャベツとコーンのソテー・ポークチャウダー」です。今日は「笹かまぼこ」についてのお話です。「笹かまぼこ」は宮城県の特産品です。昔、宮城県沖で抱負にとれた魚の「きちじ」をすり身にして、手のひらでたたき、焼いて保存したのが始まりだそうです。名前の由来については、形が笹の葉に似ているからや、奥州仙台伊達家の家紋“竹にすずめ”に因んだとも言われているとのことでした。

給食・食事 「くじら」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・くじらのしぐれ和え・小葱と海藻のナムル・豆腐スープ」です。今日は「くじら」についてのお話です。今日の給食には「くじら」が登場します。牡鹿地区では、昔からくじらを食べる文化が受け継がれています。「くじらが一頭獲れると、七つの村がにぎわう」という言葉もあるくらい大切にされていました。今日は、生姜醤油で下味をつけたくじらにデンプンをまぶして油で揚げて、砂糖や醤油などを絡めて甘辛い味付けのしぐれ和えにしたので、石巻の味を楽しんでほしいと思います。

給食・食事 「油麩」について

今日の給食献立メニューは「麦ごはん・牛乳・油麩丼の具・小松菜のごま和え・きのこのみそ汁・ヨーグルト」です。今日は「油麩」についてのお話です。「油麩」は登米地方の特産品で小麦粉からつくられるたんぱく質「グルテン」を油で揚げたものです。油で揚げた麩は、全国でも珍しいのです。今日の給食では、玉ねぎと一緒に卵でとじて、「油麩丼」として出ています。「油麩丼」は登米市の名物として、観光客が集まるほど、有名な料理の一つです。この機会に、登米市の名物を美味しく味わってほしいと思います。

 

給食・食事 「いい歯の日」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・たことポテトのごまがらめ・刻み昆布のサラダ・中華スープ」です。今日は「いい歯の日」についてのお話です。明日、11月8日は「いい歯の日」です。明日は、振替休業日ということで、給食がないため、今日の給食には、噛み応えのある食材が出ています。よく噛んで食べることで、だ液が分泌されるため、口の中や歯の表面がきれいになったり、脳が活性化したりします。普段の食事でも、柔らかい食べ物ばかりでなく、噛み応えのある食べ物をよく噛んで食べてほしいと思います。併せて、食事の後には、しっかりと歯を磨くことも忘れずに行ってほしいと思います。

 

給食・食事 「ペンネ」について

今日の給食献立メニューは「ココアパン・牛乳・オムレツホワイトソース・鶏肉とペンネのトマトソース・コンソメスープ」です。今日は「ペンネ」についてのお話です。「ペンネ」という言葉は、イタリア語で羽根やペンを意味し、ペンネの先が斜めにカットしてある形がペン先に似ているのでこの名前が付いたそうです。ペンネと言えば、表面には細い溝が入っているため、ソースや味付けが絡みやすいのが特徴の食材で、欧米などでも好まれる料理なのです。元気に活動するエネルギー源になる炭水化物を多く含んでいるので、生徒の皆さんには、たくさん食べてほしいと思います。

 

給食・食事 「さつま汁」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・赤魚の生姜醤油焼き・キャベツと油揚げのごま炒め・さつま汁」です。今日は「さつま汁」についてのお話です。「さつま汁」とは、鶏肉を使った具のたくさん入った味噌汁のことをいい、『薩摩旧伝集』によると、鶏をしめて煮て食べる風習は古くからあったとされているそうです。また、鹿児島県では、江戸時代から薩摩武士たちが士風高揚のため、盛んに闘鶏をおこなっていた記録があり、その際に負けた鶏をその場でしめ、男たちが野菜と一緒に煮込んで食べたのがはじまりだといわれているとのことでした。さらには、闘鶏が禁止された後も、各家庭で鶏が放し飼いにされ、来客がある時や祝いの席のために鶏をしめて調理して食べていたとの説もあるそうです。

給食・食事 「すくすくみやぎっ子 みやぎのふるさと食材月間」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・鶏肉のレモン煮・五目きんぴら・じゃがいものみそ汁」です。11月は「すくすくみやぎっ子 みやぎのふるさと食材月間」です。宮城県では、地域の食材や料理を食べることを通して、地産地消と地域を身近に感じ、よりよい食習慣を身に付けることを目的として、11月を「すくすくみやぎっ子 みやぎのふるさと食材月間」としています。食材を通じて宮城の自然や文化、生産者の努力や自分の食生活について考えてほしいと思います。また、石巻市の学校給食では、笹かまぼこや豚肉、豆腐などの他、長ネギや小松菜、パプリカやスリムネギなどの地場産物を、年間を通して使用しています。献立表にも地場産物を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。そして、ご家庭でも地場産物を使用したり、日頃の食生活について見直す機会にしたりしていただければと思います。

給食・食事 「ハロウィン」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・かぼちゃ型ハンバーグトマトソース・ベーコンポテト・野菜たっぷりスープ・ヨーグルト」です。今日は「ハロウィン」についてのお話です。今日10月31日は「ハロウィン」です。「ハロウィン」は農作物などの収穫をお祝いし、悪いおばけを追い払う行事といわれています。かぼちゃの中身をくり抜いて怖い顔を作り、おばけを怖がらせて追い払うそうです。また、子供たちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などもあるそうです。一方では、2000年以上前、ヨーロッパの民族たちは、自然を崇める独特の文化を持ち、11月1日を新年と位置付けていて、その前日にあたる10月31日には先祖の霊が戻ってくるとされていて、先祖の霊を迎えるために、焚き火などの魔よけの儀式を行っていたといわれています。やがて、キリスト教信仰の拡大とともに、それらの儀式にキリスト教文化を合わせる形で「諸聖人の日」が誕生し、19世紀に入って移民とともにその風習がアメリカに伝わったことで、現在のような「ハロウィン」へと発展していったとされています。この由来や起源については諸説があるので、調べていてとても勉強になりました。

給食・食事 「チャウダー」について

今日の給食献立メニューは「バターロールパン・牛乳・ハムチーズピカタ・スイートチャウダー・フルーツ杏仁」です。今日は「チャウダー」についてのお話です。「チャウダー」の語源は、「大鍋・煮込み」という意味で、魚介類や乳製品を使う事が多く、アメリカ東海岸の名物料理「クラムチャウダー」などがよく知られています。今では、小さめの具材がたっぷり入り、やや粘性のあるクリームベースやトマトベースのものが多く見られるようになりました。シチューよりは具が小さくソースのとろみも少なく、また一般的にスープと呼ばれるものと比べると、具がたっぷり入っていて、ソースにとろみがついていることが多いことから、「スープとシチューの中間ぐらい」に位置する煮込み料理といえそうです。