カテゴリ:給食
「ピーチシャーク」について
今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・ピーチシャークの竜田揚げ・小松菜のさっと煮・じゃがいものみそ汁」です。今日は「ピーチシャーク」についてのお話です。「ピーチシャーク」とは、三陸沖で漁獲された「ヨシキリザメ」のことで、ほんのり薄桃色をした姿が桃のように美しいことから「ピーチシャーク」と呼ばれるようになったそうです。また、高タンパク質、低脂質、低エネルギーなので、健康食品として有名です。とても珍しい食材なので、味わって食べてほしいと思います。
「笹かまぼこ」について
今日の給食献立メニューは「ココアパン・牛乳・笹かまのピザ風焼き・ブロッコリーサラダ・コーンポタージュ」です。今日は「笹かまぼこ」についてのお話です。「笹かまぼこ」は宮城県の特産品です。昔、宮城県沖で豊富にとれた魚の「きちじ」をすり身にして、手のひらでたたき、焼いて保存食としたのが始まりです。名前の由来としては、「形が笹の葉に似ているから」や「奥州仙台伊達家の家紋“竹にすずめ”に因んだから」とも言われています。現在では、「きちじ」は高級魚になってしまったので、タラやいわしのすり身で作られていて、今日の給食は、「笹かまぼこ」にトマトソースとチーズを乗せて、ピザ風焼きにして提供されています。宮城県の特産品を味わっていただきましょう。
※今日の給食のイラストを生徒に描いてもらいました(*- -)(*_ _)ペコリ
「くじら」について
今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・くじらのごまみそ和え・カミカミサラダ・うーめん入りおくずかけ」です。今日は「くじら」についてのお話です。石巻市の学校給食では、地場産品として、1年間に2回「くじら」を使った給食を提供しています。11月の1回目の「くじら」は「くじらのしぐれ和え」でした。今回は2回目のメニューということで、「ごまみそ味」にしてあります。主に牡鹿半島で捕鯨が盛んにされていて、石巻には、昔から「くじら」の食文化がありました。今はあまり、食べる機会が少ないかと思いますので、ぜひ、味わって食べてみてください。
「大豆」について
今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・豆腐ハンバーグおろしソースかけ・キャベツと豚肉のオイスターソース炒め・塩ワンタンスープ・ヨーグルト」です。今日は「大豆」についてのお話です。今日の豆腐ハンバーグに使われている豆腐は、石巻産の大豆から作られています。「大豆」は「畑の肉」と言われているほど、良質なタンパク質が豊富に含まれています。また、ビタミンやカリウムなど、成長期の生徒の皆さんにとって必要な栄養素が入っています。挽肉を使ったハンバーグより、さっぱりとした味わいですが、残さず、全部食べてほしいと思います。
「全国学校給食週間」について
今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・さばの辛子醤油かけ・白菜と油揚げのごま炒め・油麩のみそ汁」です。今日は「全国学校給食週間」のお話です。1月24日から1月30日までは、「全国学校給食週間」です。学校給食が始まって、今年で134年になります。明治22年に山形県鶴岡市で、お弁当を持って来ることができない子どもを対象におにぎりと塩鮭、漬け物を出したのが始まりとされています。その後、給食は全国に広まりましたが、戦争がはじまり食料が少なくなってしまったため一時中止となりました。戦後にアメリカから援助物資を受けて、昭和21年12月24日から東京、神奈川、千葉で給食が再開されました。これを記念して12月24日を「給食感謝の日」と定めましたが、冬休み期間と重なってしまうため、1ヶ月後の1月24日から1月30日までを「全国学校給食週間」として、給食の意義や役割について、理解や関心を深める週間としたそうです。今日は初日を言うことで、この話を生徒にすると、生徒も感心して聞いている様子でした。日頃から学校給食へ感謝していただきたいと思います。