2024年6月の記事一覧

給食・食事 「玄米」について

今日の給食献立メニューは「玄米入りごはん・牛乳・赤魚のネギだれ・イカ入りカミカミナムル・ピリ辛みそ汁」です。今日は「玄米」についてのお話です。「玄米」には様々な健康効果が期待されています。便秘の解消や抗酸化作用、ゆるやかな糖の吸収、ダイエット効果などがあり、ビタミンやミネラル、食物繊維が白米に比べて豊富なのです。毎日の食事に取り入れることで、更に効果が期待できるそうです。また、よく嚙んで食べることができるため、早食いの防止にも役立ちます。明日は、いよいよ1学期期末考査があります。しっかりと栄養補給もして、ベストを尽くしてほしいです。

 

給食・食事 「米粉きな粉パン」について

今日の給食献立メニューは「米粉きな粉パン・牛乳・ポテトコロッケ・焼きそば・フルーツゼリー和え」です。今日は「米粉きな粉パン」についてのお話です。「きな粉パン」は毎週水曜日のパンの中でも大人気のメニューです。昔は「きな粉揚げパン」として、流行りましたが、起源としては、終戦から9年の時が経ち、少しずつ復興にがんばっていた時代。まだ戦後に生きる子供たちにとっては、食の厳しい時代が続いていました。栄養価の高い食べ物、おいしい物が少なかったのです。そんな中、東京都の小学校から誕生しました。インフルエンザが流行った時のこと、学校では欠席者が多く、給食で残ったパンが固くなってしまった為にその残ったパンを活用しようとして生まれたのが、揚げパンだったという文献が残っているそうです。大人気の「きな粉パン」に加えて、楽しみにしていた「焼きそば」だったので、生徒は大変、ご満悦の様子でした。今日もごちそうさまでした。

花丸 救急救命講習を行いました

放課後の時間に教員対象の救急救命講習を実施しました。心肺蘇生の方法やAEDの使い方などを改めて確認し、実技演習もたくさんすることができました。生徒が安心・安全に学校生活を送れるように、先生方は真剣に取り組んでいました。また、毎年行っている講習であるため、手慣れた先生方が多かったように思います。お忙しい中、河南消防署の皆さまに熱心にご指導いただき、誠にありがとうございました。

お祝い ツバメのカップルが成立しそうです

校長室前の2階ベランダの下に毎年ツバメが巣をつくります。今年も何個か巣ができています。写真に写っている校長室前の巣は三週間くらい前にできました。巣の下は糞だらけになるため巣を駆除しがちですが、今年はそのまま見守ることにしました。ツバメはオスが巣をつくり、メスがその巣を気に入るとカップルが成立するのだそうです。この巣の持ち主のオスは三週間粘り強く巣を守り、出会いを求めて待ち続けてきましたが、なかなかメスが近寄る様子は見られませんでした。そんな中、今日はどうやら1羽か2羽のメスが近づいてきたようです。メス(と思われるツバメ)は巣のすぐそばにとまって巣をじっと観察したり、オスと顔を突き合わせたりする様子が見られました。このままカップル成立となり、無事ひなが生まれるといいなと思います。人間の世界ではこの時期は梅雨入りのどこかうっとうしい季節なのですが、ツバメたちは素敵な恋の季節を迎えているようです。

【ツバメの生涯】ツバメの一年間の平均死亡率は60-70%(生後1年目の死亡率80%前後)で平均寿命は1.5年だそうです。また、ツバメのカップルでは、カップルの相手はしばしば替わるそうで、ある研究によれば次の年も同じペアで繁殖したのは11.3%にすぎないという観察結果もあるそうです。ただし、同じ年の間に何度か繁殖を繰り返す場合は、ペアの相手は変わらないようです。生後1年目に80%が死亡するため、平均寿命が1.5年といっても1年目に亡くなるものを除けば寿命は2~3年のようです。それでもだいぶ短い生涯ですが…。

給食・食事 「配膳」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・ニラ玉あんかけ・チーズ入りポパイサラダ・ワカメ入りキムチスープ」です。今日は「配膳」についてのお話です。ご飯は「左」、汁物は「右」、おかずは「むこう」という配膳の仕方は、日本料理の作法で給食もこのように配膳しています。これは一回の食事としてバランス良く、ご飯を中心にして「汁物」や「おかず」を交互に食べ、口の中で混ぜ合わせながら食べる(口中調味)ように考えられているそうです。日本の伝統的な食文化は理にかなっていることを改めて確認できました。