給食・食事 今日の給食には食物繊維がたくさん含まれています

今日の給食献立メニューは、「ごはん・牛乳・はるまき・ジャージャン豆腐・もずくの中華スープ」です。今日は「食物繊維」のお話をします。食物繊維とは、人間が消化酵素で消化できない成分のことをいい、お腹の調子を整えたり、腸の中の掃除をしてきれいにしたりする働きがあります。昔の日本人の食生活では、野菜中心の食事なので、食物繊維が不足することは考えられませんでした。しかし、食事がだんだん洋風化するにつれて、食物繊維が不足するようになり、病気になる人が増えてきました。食物繊維は、キノコや野菜、豆、芋、海藻などにたくさん含まれています。今日の給食には、「厚揚げ、もずく、豆腐、しょうが、ニンニク、長ねぎ、玉ねぎ、ニラ、たけのこ、しいたけ、えのきたけ、エリンギ、春雨」など、たくさん入っています。なかなか十分にとることのできない栄養素なので、意識してとるように心掛けていきたいものです。

「食物繊維」について【厚生労働省のホームページ】

因みに「ジャージャン豆腐」は漢字では「家常豆腐」と書き、中国全土で家庭料理として食べられているメニューで、「家常」には「家庭でいつも食べる」という意味があるそうです。中国のごく身近にある家庭料理なので、中華料理屋さんに行ってもあまり見かけないメニューかもしれません。麻婆豆腐は豆腐を使い、野菜は全てみじん切りにして作りますが、ジャージャン豆腐は、揚げた豆腐を使って作ります。給食では厚揚げを使い、野菜は短冊切りやいちょう切りなど、少し大きめのカットになっています。野菜を赤だしみそで煮込んだところに、大量の厚揚げを入れて煮含ませます。ごはんがすすむ、甘めの味付けです。