今日の給食献立メニューは「麦ご飯・牛乳・ヤンニョムチキン・小松菜のナムル・中華風コーンスープ」です。今日は「ヤンニョム」についてのお話です。「ヤンニョム」とは、韓国語で“合わせ調味料”のこと。コチュジャン（唐辛子みそ）やにんにく、しょうゆ、砂糖などを合わせた甘辛ソースが特徴です。鶏肉には良質なたんぱく質が多く含まれ、筋肉や血液をつくる大切な栄養源。ヤンニョムの辛味成分・カプサイシンには体を温め、代謝を高める働きがあります。給食では辛さをおさえつつ、ご飯が進むように工夫された味つけになっています。麦ご飯の食物繊維と組み合わせることで、バランスのとれた献立になっています。

１年生は、技術の授業で木工制作に挑戦しています。現在取り組んでいるのは、本棚やティッシュボックスなど、生活の中で使えるオリジナル作品づくりです。今日の授業では、木工の基本である「カンナ」の使い方を学びました。初めて使う生徒が多く、初めは戸惑いながら、慎重に刃を確かめながら削っているようでした。削りくずがふわりとした時には歓声が上がり、活気ある雰囲気が広がっていました。生徒は、集中しながらも終始楽しそうに作業を進めていてどんな作品に仕上がるのか、とても楽しみになりました。

今日の給食献立メニューは「ご飯・牛乳・さばのまろやかしょうゆ煮・豚肉とこんにゃくのみそ炒め・せり入りはっと汁」です。今日は「せり」についてのお話です。「せり」は春の七草のひとつとして知られていますが、宮城県では冬の味覚としても親しまれています。名取市の「名取せり」は全国的にも有名で、根まで食べられるのが特徴です。せりにはβカロテン・ビタミンC・鉄分が多く含まれ、貧血予防や風邪予防に効果があります。独特の香り成分にはリラックス効果もあり、食べるとほっとする野菜です。「はっと汁」に入れると香りが広がり、宮城の冬を感じる味になります。

今朝の朝会では、校長先生から「信用」と「信頼」の違いを切り口に、集団の中で行動することの大切さについてお話がありました。まず、「信用」とは、これまでの行動や実績から積み重なっていく評価であり、「信頼」とは、相手を思いやる気持ちや、裏切らないという安心感から生まれる関係であるというお話がありました。どちらも人との関わりの中で欠かせないものであり、日頃の言動が大きく影響するとのことでした。さらに、私たちは誰もが必ず何らかの集団に属して生活しており、一人だけで生きていくことはできません。一人の行動であっても、周りからは「その人が所属する集団」として見られることが多く、個々の振る舞いが全体の印象を形作ります。そのため、自分自身のことだけでなく、仲間やクラス、学校全体を考えながら行動していくことの大切さを強調されていました。生徒の皆さんへの期待も込めて話されていました。

朝会の前に賞状伝達を行いました。今回は、地区英語暗唱弁論大会暗唱の部優良賞、地区弁論大会優良賞、なかだ卓球大会団体優勝、県新人大会団体３位、河北地区近隣中学校新人野球大会優勝、第二十三回宮城県内選抜チーム交流大会優勝です。入賞した皆さん。おめでとうございます！

９時半から「女川原子力発電所で発生した災害により市内全域に屋内退避指示が出された」という想定で宮城県原子力防災訓練が行われました。本校の校庭は、空路避難の訓練のための自衛隊のヘリコプターの着陸場所として使用され、雄勝の旧大原小学校の校庭を地元の住民の方々を載せて９時１５分に出発したヘリコプターが、９時半に本校校庭に到着し着陸しました。ヘリコプターから降りた住民の方々は待機していたワゴン車に乗り換えて、避難所である岩出山文化会館に向かいました。

今日の給食献立メニューは「ご飯・牛乳・笹かまのねぎマヨ焼き・チョレギサラダ・卵と小松菜のスープ・ヨーグルト」です。今日は「笹かまぼこ」についてのお話です。「笹かまぼこ」は、宮城県を代表する加工食品。白身魚（スケトウダラなど）のすり身に塩や砂糖を加えて成形し、笹の葉の形にして焼き上げます。魚のたんぱく質がギュッと詰まっており、体をつくるのに欠かせない栄養源です。さらに、カルシウムやDHAも含まれています。今日の「ねぎマヨ焼き」は、ねぎの香りとマヨネーズのコクが合わさり、魚のうま味をより引き出しています。地元の味をおいしく再発見できる一品です。

２年生は家庭科の授業で調理実習を行いました。今回のメニューは「煮込みハンバーグ」と「野菜スープ」です。付け合わせにはリンゴを用意し、うさぎ型カットにも挑戦しました。包丁を使って、みじん切り・輪切り・斜め切りなど、さまざまな切り方に挑戦しました。リンゴの皮むきにも取り組み、「誰が一番上手にできたかな？」と話し合いながら、協力して作業する姿が見られました。包丁の扱いにも少しずつ慣れ、慎重に手を添えながら丁寧に進めていました。調理が進むにつれて、トマトソースの香りが廊下まで広がり、「おいしそう！」「早く食べたい！」と笑顔があふれました。どの班も食欲をそそる一皿に仕上がっていました。試食の時間には、「ジューシーでおいしい！」「スープもちょうどいい味！」「少し焦げたけど頑張って作った。家でもやってみたい！」といった感想が聞かれ、楽しく学びの多い実習となりました。生徒は満足そうに自分たちの料理を味わいながら、家庭科の授業の楽しさを実感していました。

本日放課後、本校を会場に、地域の民生委員・民生児童委員の皆さまと教職員による懇談会を行いました。日頃より地域で子どもたちの安心・安全を支えてくださっている皆様と、学校の教育活動や生徒の様子について意見交換をする貴重な機会となりました。懇談会では、地域での生徒の様子や、登下校の安全面に関する課題、また、学校行事での活躍する姿など、多くの情報を共有しました。また、和やかな雰囲気の中、活発な意見が飛び交いました。参加された民生委員・児童委員の皆さまからは、「生徒が地域で元気よく挨拶していて立派です」「暗い中での登下校や熊などの野生動物が心配なので気を付けてほしい」「学校行事などで学校へ行き、生徒の様子を見たい」などといったお声をいただきました。学校としても、日頃の地域の皆さまの温かい見守りに心より感謝申し上げるとともに、今後も密接に連携し、子どもたちが安心して学び成長できる環境づくりに努めていきたいと思います。ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

本日、２学期期末考査を実施しました。朝から教科書やノート、ワークを開き、最後の確認をする生徒の姿が多く見られ、これまでの学習にしっかり取り組んできた様子がうかがえました。試験中は、問題に向き合う生徒たちの真剣な表情と、鉛筆の音だけが響く静かな教室。集中して取り組む姿はとても頼もしいものでした。考査後には、試験問題について友達と話し合う姿や、ほっとした笑顔も見られました。今回の考査を振り返り、次の学習へつなげてほしいと思います。