学びの金言コーナーに新しいメッセージが2つ掲載されたので紹介します。
①2学年A先生からのメッセージ「やりたいことを思いっきりやるためには、やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけない。ガンバレ」です。A先生からは、「『やりたいこと』だけに全力を注ぐのは簡単です。しかし、その裏には必ず『やりたくないこと』や『避けて通れないこと』があります。そこから逃げずに真正面から取り組むことこそが、自分の夢や挑戦を思いっきり楽しむための力になる」という思いが伝わってきました。
②2学年M先生からのメッセージ「なぜ?が大切」です。M先生からは、「私たちは日々、学習や生活の中で数えきれない情報や知識に触れます。答えを知ること、正解を出すことはもちろん大切ですが、その先の学びこそもっと大切だと考えます。“なぜその答えになるのか”や“なぜその現象が起きるのか”と自分自身に問いかけることが、本当の理解につながります。」という思いがこの言葉に込められているそうです。
たとえば、数学の授業。計算の答えだけを求めるのではなく、「なぜこの式を使うのか」「なぜこの手順で解けるのか」と考えることで、同じ考え方で他の問題にも応用できる力が身につきます。理科の実験では、「なぜこの現象が起こるのか」と問い続けることで、ただの結果が「発見」へと変わります。国語や社会でも、「なぜ作者はこの表現を選んだのか」「なぜ歴史の出来事が起きたのか」と深く考えることは、学びの幅を大きく広げてくれます。さらにМ先生は、「答えを覚えるだけの学びではなく、自ら問いを立て考え抜く力を身につけてほしい」と生徒に期待しています。問いかけの先には、理解の深まりや新たな発見が待っています。たとえすぐに答えが出なくても、考え続けること自体が学びの大切な一歩となります。生徒の皆さんには、日々の学習や生活の中で「なぜ?」を忘れずに、好奇心を大切にしてほしいと思います。そして、挑戦する気持ちや探究心を持ち続けることで、2学期も大きく成長してくれることを期待しています。
