人権教室が開催されました
6校時の時間に人権教室及び一日人権擁護委員の委嘱状交付式が開催されました。人権教室は法務省が人権啓発活動として開始しているものです。人権教室の講話では、仙台法務局石巻支局長様から「人権について」と題して、法務局の仕事から始まり、身の回りの人権や人権問題の実例など、幅広く教えていただき、現代の社会が抱える人権問題について深く考えることができました。また、生徒にも分かりやすい言葉で話していただいたおかげで、大変勉強になりました。その後、委嘱状交付式を行い、本校の生徒2名と石巻市長の合わせて3名が一日人権擁護委員に委嘱されました。石巻人権擁護委員協議会会長からは「生徒が日頃から使っているSNSについても人権問題に関する事案があるので、十分に注意して使用してほしいし、事件に巻き込まれないようにしてほしい」との話がありました。また、石巻市長(代理出席者代読)からは「人権問題については、複雑化・多様化しているため、今後の社会問題として、難しくなってきている。皆さんが大人になる頃には変わっていることもあるので、ぜひ、今日、学んだことを今後に活かしてほしい」との話がありました。また、一日人権擁護委員の抱負発表では、2名の代表生徒が、「本校の生徒会も朝の挨拶運動などを行い、楽しい学校づくりに取り組んでいます。みんなで人権を大切にして、一人一人が輝ける西中にしていきたい。」「部活動を通して、友達や先輩からたくさん助けられ、優しくされてきました。恩を受けた私も、社会人としての自覚をしていきたい。また、社会に貢献できる大人に成長したい。今日学んだことを役立てていきたい」などと決意や今後の目標について発表していました。そして、人権作文の朗読では「個人の人権を尊重するためには、優しい雰囲気をつくること、周りへの気配りをすること、誰にでも平等に接することが大切だと思うので、私も他者を尊重できる素敵な大人になりたい」と代表の生徒が堂々と発表しており大変立派でした。最後には、今回の教室開催に関して西中に対する感謝状を受領するとともに、啓発物品が生徒一人一人に配られました。生徒にとってはとても有意義な時間を過ごすことができたと感じています。