遠足 原子力防災訓練を実施しました

6校時目に原子力防災訓練を実施しました。今回は、宮城県沖地震が発生し、震度6強を観測、それに伴い、女川原子力発電所内の外部電源が喪失したり、機器の故障が発生したりしたことで、炉心損傷による放射能物質が放出されたことを想定して行いました。生徒は①一次避難として机の下にすぐに潜る。②二次避難として、校庭に整列する。そして、③三次避難として、各教室へ避難する。という流れで訓練をしました。訓練中の生徒の様子から、ハンカチや袖口で口を覆って対策をしたり、ヘルメットなどで頭部を守ったり、窓辺から離れて避難したりと、自分で今、「何をすべきか」「何が大切なのか」などをよく考えて行動する姿が多く見られ感心しました。とても、実りある訓練となりました。また、「天災は忘れた頃にやってくる」とも言われていますので、生徒には「指示を待って行動することも大切ですが、緊急時には、落ち着いて、自分で考えて行動することも大切」と話をしています。日常生活の中でも、適宜、声掛けしていきたいと思います。 

原子力災害時の防災対応マニュアル【宮城県ホームページ】