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給食・食事 「うーめん」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・牛乳・さばの西京煮・ごぼうと鶏肉の炒め煮・うーめん入りおくずがけ」です。今日は「うーめん」についてのお話です。「うーめん」は白石地方の特産品で、一般的なそうめんは、製造の過程で油が使用されていますが、「うーめん」は、油を使わない方法で製麺されるのが特徴です。「うーめん」は約400年前に、現在の宮城県白石市で誕生したという説があります。伊達藩白石城下にいた鈴木味右衛門が、胃を患った父親のために消化のよい麺を作ったことが始まりとされています。鈴木味右衛門は油を使わない製麺方法を採用し、それを食べた父親はそのおいしさと食べやすさから食が進み、回復が早まったようです。その後、息子の温情が讃えられ「温麺(うーめん)」と名付けられたそうです。また、今日の給食はお彼岸に因んで「おくずがけ」です。「おくずがけ」は肉や魚を使わない精進料理の一つです。季節の行事食を美味しく味わうことができました。