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給食・食事 「ひじきのり」について

今日の給食献立メニューは「ごはん・ひじきのり・牛乳・さばのみそだれ焼き・おから炒り・じゃがいものみそ汁」です。今日は「ひじきのり」についてのお話です。ご飯にかけて食べる「ひじきのり」ですが、「ひじきのり」には鉄分が多く含まれていて、鉄分は赤血球などのつくる材料にも使われます。成長期は体が大きくなるのに合わせて、体の中の血液量も増えていき必要とされる鉄分の量も多くなります。また、部活動などで激しい運動をすることでも必要量が増え貧血になりやすくなります。体内の鉄分が不足すると集中力がなくなり疲れやすくなります。鉄分欠乏性貧血になると成長の低下にもつながるそうです。鉄分を多く含む食品は、レバーや赤身の肉類・魚類・海藻・大豆・小松菜などがあります。成長期に大切な鉄分をしっかりと摂ることも心掛けましょう。なお、「Feひじきのり」の「Fe」は鉄の元素記号ですが、鉄を意味するラテン語のferrumに由来しているそうです。また、鉄には吸収されやすい“ヘム鉄”と吸収されにくい“非ヘム鉄”があり、ヘム鉄は魚や肉に、非ヘム鉄は貝類や野菜に多く含まれていて、ヘム鉄は「ヘム」というたんぱく質に包まれている状態の鉄です。貧血解消には吸収されやすい“ヘム鉄”を十分とるように心がけるといいようですよ。